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2021年9月4日 カテゴリー : ブログ

伝え方より”聴く”事の大切さ

保育園でのコンサルティングは、園によって本当に様々です。

例えば、保育士さんと園長先生、新人保育士さんとベテラン保育士さんなど、コミュニケーションがなんだかうまくいかないな・・・と感じておられる方々の”橋渡し”役をすることもあります。

アドバイスをすることよりも、おひとりおひとりが主体的に考え実践し、実感して頂けるように関わることを大事にしています。

言葉の使い方やタイミングを少し変えるだけで随分うまくいくこともありますし、伝え方の工夫をすることで、しっかりと伝わる。と言うこともありますが、

何と言っても”聴く”ことがとても大切だと感じています。

以前のブログでも書いたように、私のテーマは「傾聴」だと思っています。

ずっと傾聴についての学びを続けていますが、実践の場ではつい自我が出てしまうこともあります。


私のもう一人の母である助産院の先生から頂いた言葉

「聴くは十四の心で耳を傾ける」

先日、手書きで書かれた紙がやっと見つかりました。大事にし過ぎてどこに閉まったか分からなくなっていたので(^^;

感謝の心で聴く

温かな心で聴く

新しい心で聴く

愛しい心で聴く

嬉しい心で聴く

清らかな心で聴く

共感する心で聴く

素直な心で聴く

楽しい心で聴く

平等な心で聴く

広い心で聴く

真心で聴く

優しい心で聴く

冷静な心で聴く

傾聴の技法も専門的に身につける必要はありますが、この十四の心を忘れず、傾聴の姿勢を磨いていきたいと思っています。